村人(女)
「ここは賢者の隠れ里。」

 

 

 
村人(女)
「ドーマの大賢者ハルク様によって護られています。」

 

 

 
村人(女)
「ハルク様に会いたいのなら、村の教会に行きなさい。」

 

 

 
村人(男)
「ハルク様はドーマ教の大司祭だった方。」

 

 

 
村人(男)
「しかし祈祷師ジュダと争って敗れ、逃げて来られたのです。」

 

 

 
村人(男)
「ジュダは恐ろしい男。」

 

 

 
村人(男)
「もし戦うのなら、方法は一つしかない。」

 

 

 
村人(男)
「4、8、12、・・・。」

 

 

 
村人(男)
「うう。く、苦しい。」

 

 

 
村人(男)
「ジュ・・ジュダの呪いが・・。」

 

 

 
ハルク
「儂がハルクじゃ。」

 

 

 
ハルク
「お前達は、失われたミラを求めて旅をしているのか。」

 

 

 
ハルク
「うむ・・。確かに・・。」

 

 

 
ハルク
「ミラを封じた剣はドーマの塔の地下に納められてある。」

 

 

 
ハルク
「だが無理じゃな・・・。ジュダがお前達を近付けはしまい。」

 

 

 
ハルク
「儂に何か出来る事があれば力になってやろう。」

 

 

 
ハルク
「セリカよ、お前の望みは何かな。」

 

 

 
セリカ
「私はこれ以上何も望みません。」

 

 

 
セリカ
「だけどアルムは・・・。」

 

 

 
セリカ
「何とかアルムを助けてあげたい・・・。」

 

 

 
ハルク
「そうか、健気なものじゃな。」

 

 

 
ハルク
「よし分かった。アルムに新たなる力を授けてやろう。」

 

 

 
ハルク
「ドーマの塔はもうすぐじゃ。心して行くが良い。」