第2章
セリカの旅立ち

 

 

 
セリカ
「それでは司祭様、行って参ります。」

 

 

 
ノーマ
「セリカよ・・、どうしても行くのか。」

 

 

 
ノーマ
「ミラの神殿までの道は長い。」

 

 

 
ノーマ
「ソフィア王国も今や内乱で荒れ果てて、誰も旅人を守ってはくれぬ。」

 

 

 
ノーマ
「ギースの海賊や魔物達が出没して、お前を襲うかも知れぬぞ。」

 

 

 
ノーマ
「いくら[神官戦士]でも、女のお前には危険過ぎる。」

 

 

 
セリカ
「しかし司祭様、この大地に実りが無くなって既に3年。」

 

 

 
セリカ
「人々は飢えに苦しみ、この修道院にまで助けを求めに来ています。」

 

 

 
セリカ
「大地母神ミラに一体何があったのか。私はそれを確かめたいのです。」

 

 

 
ノーマ
「そうか・・・。そこまで言うならやむを得まい。だがなセリカよ。」

 

 

 
ノーマ
「マイセン殿がお前を儂に預けた訳を知っているな。」

 

 

 
ノーマ
「今やソフィア王家の血を引く者はお前一人なのだ。」

 

 

 
ノーマ
「お前はソフィア王国の民にとって最後の希望。決して無理はするなよ。」

 

 

 
ノーマ
「もう何も言う事はない。」

 

 

 
ノーマ
「そなたにミラの御加護のあらんことを・・・。」

 

 

 
ジェニー
「セリカ様が行かれるのなら私も参ります。」

 

 

 
ジェニー
「少し位の傷なら、私のリカバーの呪文で直してあげましょう。」

 

 

 
シスターのジェニーが仲間に加わった

 

 

 
ボーイ
「セリカ様。女の子ばかりじゃ不安でしょ。」

 

 

 
ボーイ
「僕も一緒に行きますから安心して下さい。」

 

 

 
魔道士のボーイが仲間に加わった

 

 

 
メイ
「ボーイなんてまだまだ子供よ。だって炎の魔法しか使えないもの。」

 

 

 
メイ
「セリカ様。私なら雷の魔法が使えます。頼りにして下さいね。」

 

 

 
魔道士のメイが仲間に加わった

 

 

 
力の水が湧いています
水を飲みますか

 

 

 
セリカの力があがった

 

 

 
聖なる井戸は涸れてしまった